潮の流れをかたどった実験的な木製チェア
SCROLL
Furniture / 家具

Tidebound

潮の流れをかたどった実験的な木製チェア。曲がりくねる背もたれの一本の線に、湾の記憶を刻みました。

波形のドアハンドルのディテール、Tidebound チェアの曲線意匠と通じる造形 Detail Study
01 — Concept The Idea コンセプト / 潮の記憶

満ち引きの線を、
椅子のかたちへ。

Tidebound は、東京湾に寄せては返す潮の流れを一脚の椅子に写し取ったプロジェクトです。背もたれの緩やかな弧は、満潮時に岸辺を撫でる水の軌跡をそのまま木の曲線に変換したもの。蒸し曲げ技法によって丹念に成形された国産オーク材は、一枚板でありながら座る人の背を柔らかく受け止めます。

構造の要となる継ぎ手は、金具に頼らず木组み——手仕事による組み継ぎのみで成立させました。設計はDesign Labの実験的なプロトタイピングから始まり、最終的なかたちはMarine Craftの職人たちが一脚ずつ手で仕上げています。海と木、そして人の手が交わる場所に、この椅子は生まれました。

Specifications 仕様

Piece Details

蒸し曲げオーク材
6ヶ月
家具 / Furniture
2025
02 — Process Craft & Joinery 制作工程

蒸気と手仕事が
生む曲線。

オーク材を専用の蒸し器で数時間かけて柔らかくし、原寸の型に沿ってゆっくりと曲げていきます。乾燥と養生を経て木が記憶した曲線は、二つとして同じものがありません。座面と脚をつなぐ継ぎ手は、すべて職人の手によるホゾ組み。接着剤や金具を最小限に抑えることで、経年変化とともに味わいを増す一脚に仕上がっています。

木製キールの継ぎ手の詳細、Tidebound チェアにも通じる手仕事の組み継ぎ Joinery, Hand-Carved
Continue Browsing 次のプロジェクト
Next Project Wave House
Commission A Piece 制作のご相談

あなただけの一脚を、
海の記憶とともに。

Tidebound のような一点ものの家具制作についても承っております。まずはお気軽にご相談ください。

Contact The Studio